講師
山本 和義
氏
税理士法人ファミリィ 代表社員/税理士
こちらのセミナーは終了いたしました。
講演内容
相続税の軽減は、相続発生後においても、遺産分割の工夫によって可能となります。相続人に配偶者
がいれば、配偶者の税額軽減を活用して、相続税の納税を先送りすることができますので、配偶者の相
続開始までの時間を活用した相続対策を行うことができます。
また、配偶者が、何を、いくら相続するか
によって第二次相続の相続税が異なることになります。そこで、相続人に配偶者がいる場合の遺産分
割についての留意点などについて、設例を用いてわかりやすく解説することとします。
- 配偶者の税額軽減制度の概要
- 配偶者が相続したら有利な財産・不利な財産
- 配偶者の相続する割合
1)第二次相続開始まで相当の時間があると予想される場合
2)同年中に連続して相続が開始した場合 - 取引相場のない株式等の相続
配偶者が相続して、第二次相続に活かす - あん分割合の調整
配偶者にあん分割合を寄せる - 農地等についての相続税の納税猶予
配偶者が納税猶予を受けるか否かによる相違点 - 小規模宅地等の特例の選択
限度面積調整後の1m^2当たり最も減額される宅地等から選択することが有利か? - 一部分割・一部未分割の場合の配偶者の税額軽減
未分割で申告 ⇒ その後に分割が決まった場合の対処法 - 配偶者による仮装隠蔽行為があった場合の修正申告
新たに発見された財産について、分割して又は未分割のまま修正申告することの比較
※講演内容は変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。
講師紹介
山本 和義氏
税理士法人ファミリィ 代表社員/税理士
昭和57年2月 山本和義税理士事務所開業
平成16年3月 税理士法人FP総合研究所へ改組 代表社員に就任
平成29年9月 税理士法人FP総合研究所を次の世代へ事業承継し退任
平成29年10月 税理士法人ファミリィ設立 代表社員に就任
<主な著書>
「配偶者居住権と相続対策の実務」(新日本法規出版)
「遺言書作成、生前贈与、不動産管理法人、生命保険の活用による税務実務」(大蔵財務協会)
「タイムリミットで考える相続税対策実践ハンドブック」(清文社)
「遺産分割と相続発生後の対策」共著(大蔵財務協会)
「相続財産のないことの確認」共著(TKC出版)
開催概要
開催日
(収録日)
開催日
収録日
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2021年9月24日(金) |
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ご参加資格 | 会計事務所所長・所員様 |
金額(税込) | 7,000円(税込) |
オンライン 受講 |
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会場受講 | |
セミナー番号 | 3968 |
主 催 | 全国経友会(全国中小企業経友会事業協同組合) └教育情報部会:保険サービスシステムHD株式会社 |
備 考 |
※ご参加資格の属性以外の方や、講座の内容に競合すると考えられるサービスを提供する立場の方、その他、主催者が不適切であると判断した場合、受講をお断りさせていただく場合があります。あらかじめご了承ください。
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