
講演内容
“誤解されない”専門家のための文書と説明技術とは?
いま、家族信託の実務においては「契約書を作って終わり」では、顧客からの信頼や満足を得ることが難しくなっています。
高齢化、資産の複雑化、税制改正などを背景に、信託契約そのものよりも、その後に発生する実務や、将来の相続人との関係性までを見据えた説明が求められる時代に入りました。
とくに近年では信託契約後に「譲渡所得税がかかるなんて聞いていない」「名義変更や税務申告が大変だった」といった、“聞いていない”“説明されていない”という声が受託者や専門家に向けられる事例が増えています。
こうしたトラブルの多くは、契約書の不備ではなく、事前に“説明すべきことを十分に説明していなかった”という説明責任の欠如に原因があります。
だからこそ今、必要なのが「重要事項説明書」です。契約書ではカバーしきれない制度上の留意点、税務や運用リスク、信託終了時の実務負担などを、分かりやすく伝えたうえで、署名をもって“説明済み”と記録に残すことが、現場に求められています。
【1】信託契約書だけでは守れない!専門家が果たすべき
“説明義務”の範囲とリスク回避の視点
【2】誤解されないために”重要事項説明書で防げるリスクとは?
【3】実務でそのまま使える!“見える化”しておくべき説明事項と記載例
【4】クレームを未然に防ぐ同意書&説明文の実例
【5】信託契約後の“動き出し”を支えるチェック項目とは?
講師紹介

斎藤 竜氏
司法書士事務所リーガルエステート 代表司法書士
士業・専門家など生前対策コンサルを行う「先生業」の「収益を生み出す力」を高める専門家。
「累計400件超の家族信託を受注したリーガルエステート流営業術」をベースに集客、ブランディング、セミナー企画、実務ツール制作等生前対策コンサルに必要なノウハウを提供している。
年間60件以上のセミナーを全国各地で行い、生前対策コンサルティングの第一人者として数多くの士業・専門家から圧倒的な支持を得ている。
■著書 士業・専門家のためのゼロからはじめる「家族信託」活用術:改訂版(税務研究会出版局)
開催概要
開催日
(収録日)
開催日
収録日
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2025年8月18日(月) |
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ご参加資格 | 会計事務所所長・所員様 |
金額(税込) | 16,000円(税込) |
セミナー番号 | 5046 |
会場受講 |
【会場】東宝日比谷ビル17F セミナールーム 【定員】40名 ※先着順につき、満席の場合はご了承ください。 東京都千代田区有楽町1−2−2 東宝日比谷ビル 17F ≫googleマップ 日比谷シャンテの入口(晴海通り側)に向かって左奥が、東宝日比谷ビルの入口となります。日比谷シャンテ内からはお入りになれませんのでご注意ください。 ◎地下鉄「日比谷駅」A4出口 徒歩4分、A11出口 徒歩5分 ※最寄りのA5出口は現在工事中です(2022.6時点) ◎地下鉄「銀座駅」C1出口 徒歩5分 ◎JR「有楽町駅」日比谷口 徒歩7分 |
オンライン (録画)受講 |
なし |
映像会員向け 配信 |
あり |
主 催 | 全国経友会(全国中小企業経友会事業協同組合) |
備 考 |