講演内容
現在、出来高歩合給制度から「時給制」「月給制」への切り替えを検討している会社様が少なくありません。ですが、出来高歩合給については正しい情報と理解が足りていないのではと見受けます。2026年貨物運送事業法の改正が予定される中、最低賃金は最高額の引き上げとなり、収益の圧迫が懸念されます。またドライバー不足の中で給与を変更する事はリスクも伴います。
2030年を見据えた運送業経営のためのセミナーに、どうぞご参加ください。
「出来高歩合給の本質とは何か?」
経営的視点、ドライバー視点に分けて解説。
2030年を目指して導入すべき、走行距離と残業時間数に応じた給与制度とは? 様々な論点がある出来高歩合給について、労働時間との関係、改善基準告示厳格化への対応、ドライバーの採用と定着の観点から解説します。さらに制度設計と改定の進め方、ドライバーへの説明のコツまで、多くの運送会社の給与制度変更をサポートしてきた高橋ならではのお話をします。
「出来高歩合給は是か非か?」
大手引越会社様の判決で注目を集めた問題を弁護士が解説。
被告会社側が上告中のこの事件。地裁、高裁の判決は「売上」を労働の成果と認めず、「作業量・運転距離」などに限定する等、「出来高払制賃金(歩合給)」の考え方を否定するような内容でした。判決を踏まえた今後のあるべき出来高歩合給の設計上の留意点等に関し、使用者側弁護士として多くの運送業の労働問題に関わってこられた向井弁護士が詳細に解説します。
講師紹介
高橋 聡
全国中小企業経友会事業協同組合/保険サービスシステム社会保険労務士法人 社会保険労務士
社会保険労務士/中小企業診断士。三井住友海上経営サポートセンターを経て現職。2,500社を超える運送会社の就業規則・給与規程改定に携わり、残業代問題をはじめとした経営者の労務の悩みに対応。「運送会社経営者を守り、成長をサポートしたい!」がモットー。デジタコ連動型給与システムの設計・構築を進めるため、日々運送会社経営者の相談対応中。トラック協会、運輸事業協同組合、各種団体等講演多数。物流ニッポン、物流weekly連載記事執筆中。
向井 蘭氏
杜若経営法律事務所 パートナー弁護士
使用者側の労働事件を主に取り扱う労働法務専門弁護士。これまで、過労死訴訟、解雇訴訟、残業代未払い訴訟。賃金削減無効事件、団交拒否など、主に労働組合対応が必要とされる労働事件に関与。労働関連誌への執筆も多数。
開催概要
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開催日
(収録日)
開催日
収録日
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2026年1月22日(木) |
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| ご参加資格 | 運送業経営者様 限定 |
| 金額(税込) | 10,000円(税込)→ 無料ご招待 |
| セミナー番号 | 5224 |
| 会場受講 |
【会場】東宝日比谷ビル17F セミナールーム 【定員】40名 ※先着順につき、満席の場合はご了承ください。 東京都千代田区有楽町1−2−2 東宝日比谷ビル 17F ≫googleマップ 日比谷シャンテの入口(晴海通り側)に向かって左奥が、東宝日比谷ビルの入口となります。日比谷シャンテ内からはお入りになれませんのでご注意ください。 ◎地下鉄「日比谷駅」A4出口 徒歩4分、A11出口 徒歩5分 ※最寄りのA5出口は現在工事中です(2022.6時点) ◎地下鉄「銀座駅」C1出口 徒歩5分 ◎JR「有楽町駅」日比谷口 徒歩7分 |
| オンライン (録画)受講 |
なし |
| 映像会員向け 配信 |
なし |
| 主 催 | 全国経友会(全国中小企業経友会事業協同組合) |
| 備 考 |
