講演内容
中小企業庁の研究会において、中小企業の成長を後押しし、中堅企業へ成長するポテンシャルを持つ売上高100億円超の中小企業(いわゆる「100億企業」)の創出を推進する方向性が示されました。それを踏まえて、令和7年度税制改正では、中小企業経営強化税制の適用期間が2年間延長されるとともに、100億企業を目指す中小企業に向けた支援措置の拡充が行われています。
また、令和8年度税制改正に向けては、経済産業省より、中小企業の成長投資や事業の持続的な発展を後押しする観点から、各種税制措置に関する要望が公表されています。具体的には、研究開発投資を促進するための中小企業技術基盤強化税制、円滑な世代交代を支援する事業承継税制、ならびに中小企業者等の事務負担軽減を目的とした少額減価償却資産に係る特例措置などについて、拡充や延長を含めた検討が示されています。
税制活用による中小企業経営のメリット
- 中小企業技術基盤強化税制
- 事業承継税制
- 少額減価償却資産に係る特例措置
研究開発費の一定割合を法人税額から直接控除できる制度です。大企業よりも有利な控除率が設定されており、新製品開発や技術革新への投資コストを実質的に抑えながら、競争力強化を図ることができます。
後継者への自社株式の贈与・相続に伴う税負担が猶予・免除される制度です。数千万円から数億円規模になることも珍しくない承継時の税負担を大幅に軽減でき、円滑な世代交代と事業の継続発展を実現できます。
取得価額30万円未満の設備等を、購入した年度に全額経費計上できる制度です。煩雑な減価償却計算が不要になるだけでなく、パソコンや業務機器など日常的な設備投資のキャッシュフロー改善にも直結します。
本セミナーでは、こうした中小企業向け税制の背景や政策の方向性、制度の概要について分かりやすく解説します。あわせて、制度を正しく理解し、自社の成長や経営戦略にどのように活かしていくべきかを考えるための視点をお伝えします。
税制は、単なる優遇措置にとどまらず、企業の成長投資や事業承継、さらには人材への還元にもつながる重要な経営要素です。本セミナーを通じて、今後の税制動向への理解を深め、各社の持続的な成長と発展にお役立ていただければ幸いです。
講師紹介
佐久間 健太氏
中小企業庁 事業環境部財務課 課長補佐
2005年4月経済産業省入省。IT人材育成政策、地方創生推進政策、就職氷河期世代支援、福島復興支援などの企画立案を担当。省内所管税制のとりまとめ、省内の大規模組織改編等にも従事した後、2025年7月より現職にて中小企業向け税制を担当。
開催概要
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開催日
(収録日)
開催日
収録日
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2026年2月17日(火) |
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| ご参加資格 | 経営者・幹部役員様 限定 |
| 金額(税込) | 無料ご招待 |
| セミナー番号 | 5264 |
| 会場受講 |
【会場】東宝日比谷ビル17F セミナールーム 【定員】40名 ※先着順につき、満席の場合はご了承ください。 東京都千代田区有楽町1−2−2 東宝日比谷ビル 17F ≫googleマップ 日比谷シャンテの入口(晴海通り側)に向かって左奥が、東宝日比谷ビルの入口となります。日比谷シャンテ内からはお入りになれませんのでご注意ください。 ◎地下鉄「日比谷駅」A4出口 徒歩4分、A11出口 徒歩5分 ※最寄りのA5出口は現在工事中です(2022.6時点) ◎地下鉄「銀座駅」C1出口 徒歩5分 ◎JR「有楽町駅」日比谷口 徒歩7分 |
| オンライン (録画)受講 |
なし |
| 映像会員向け 配信 |
あり |
| 主 催 | 全国経友会(全国中小企業経友会事業協同組合) |
| 備 考 |
